ヒッドコート・ピンク
写真ではほとんど白っぽく見えますが、ほんのりピンクです。
ラベンダーにしては高温多湿にも強いので、夏でもあまり気を使わなくていいです。

そしてこちらは、レディです。
花はとても小さくて繊細なのですが、香りはラベンダーの中でもいちばん強いかも…

グロッソラベンダーも、もう蕾をたくさんつけていました。
ついこの前苗を植えたような気がするのに、もう3年目になりました。
大株に育ってきましたよ。
ラバンディン系なので、咲くのは梅雨明けと思っていたのですけど、そろそろ咲きそうです。

っていうか、もう咲いてる花もありました。

つづいては、モナルダです。
和名はタイマツバナ（松明花）というのですが…

この花を見ると、本当に松明という感じですね。

苗の頃には鉢植えにしていたのですが、うどんこ病に罹りやすくて、毎日のように石鹸水で葉を洗ってあげていたのを思い出します。
地植えにしたら、病気もまったく出なくなって、どんどん殖えちゃいました。

「モナルダ」というのは学名なんですが、原産地は北アメリカで、ヨーロッパ人のアメリカ入植時に、先住民（オスウェゴ族）がお茶として飲んでいたことから、英語ではオスウェゴティーと呼ばれています。
香りがベルガモットオレンジに似ているので、ベルガモットとも呼ばれますね。
精油のベルガモットは、オレンジのほうが使われているようですが…
また蜂が好む花ということで、ビーバームとも呼ばれます。
いろいろと名前が多い花です。

大きなひとつの花のように見えますが、よく見ると小さい花がたくさん集まっています。
こうして見ると、シソ科の花というのも納得です。

6月も中旬になると、セントジョンズワートが咲きはじめます。
和名はセイヨウオトギリソウ（西洋弟切草）ですが、これは外来種のオトギリソウ全般をさす名前のようですね。

こちらもセイヨウオトギリソウ、ヒペリカムですが、そもそもヒペリカムがオトギリソウ属の学名ですから、どれも同じような効果があると思います。

先日ご紹介したビヨウヤナギは樹木ですが、こちらは草本です。
黄色い花なので、庭の隅の目立たないところに植えていますが、繁殖力が強いのですぐに広がってしまいます。
以前に庭師さんが、親切心で庭に除草剤を撒いて、ヒペリカムとヤブランが全滅しかけたことがありましたが、今はどちらも復活しています(*´∇｀*)

ラベンダーとモナルダ、セントジョンズワート