病院の近くの空き地。
スギナとナズナがいっぱいです。
スギナもこれくらいのときは、お料理に使えて美味しいんですよ。

こちらはカタバミ。
植えられてるのかと思ったのですが、これも自生しているみたいです。
黄色くて小さな花が咲くカタバミは薬草なんですけど、これはどうかな～？

いつも通る道なのに、こんな道標があることに初めて気が付きました。
土台は新しく作られたものですけど、道標そのものは古いもののようです。
ところどころ石が欠けたりしています。
この道は、昔は街道だったんですよ。
後ろの「300m」というのは、近くのお寺への案内板ですけど…

ブロックの隙間から、芽を出して花を咲かせています。
こちらもド根性～！

これはイワニガナ（ジシバリ）か？
花弁が多い気がしますが、複葉になっている葉もあるので、春の七草のひとつ・コオニタビラコかもしれません。
どちらにしても、食用になる野草です。

同じ黄色い花でも、こちらはキンポウゲ。
一般的にはウマノアシガタと呼ばれていますが、毒草なので気をつけましょう。

少し道を変えてみましょう。
川の支流を遡って行ってみました。

小さな川ですが清流です。
ここは日陰になっています。
川面を覆うように生えているのは…

右のほうの丸い葉っぱはクレソンです。
スーパーなどで売ってるものは少しクセがありますが、摘んだばかりの新鮮なクレソンは、クセもなくて美味しいんです。

左のほうの三角っぽい葉っぱのものはミゾソバ。
石田散薬の原料になる牛額草ですね。
全草を収穫する薬草は、花が咲いているときに収穫するのが基本です。
開花期は、その植物のエネルギーがいちばん充実している時期ですからね(^_-)-☆
今はまだまだ…

今回の野草ウォッチングはこれでおしまいです。

最近頭の中で、同じ曲がずっと流れているんです。
さだまさしさんの『春告鳥』という、もう30年以上前の歌なんですが…
特別に好きな歌というわけではないんですけど、冒頭の部分が、気になって、気になって～
だって「衣笠の」「古寺の」「侘助の」って「の」が3つも重なってるんですよ。
私なんかブログを書いていても、せいぜい2つまでが許容範囲で、3つも重なったら気持ち悪くてパニックになっちゃいます。

さらに、「衣笠の古寺」が龍安寺のことだというのは、この部分だけでわかるのですが、そのあとの歌詞の意味がさっぱりわからないのです。
よく聴いていると、ひょっとしてこれは心中の歌なんじゃないかと思うのですが、あ～、やめて～！
心中するのは勝手だけど、龍安寺の庭先ではやらないでよねって感じで…

突然こんな季節外れの歌を思い出したのも、わが家の庭先でウグイスが賑やかに鳴き続けているせいでしょう。
早春の春告鳥の声には風情がありますが、今の時期のウグイスは
ビチュビチュビチュビチュ… ホ～～ホケッキョ　ケキョケキョケキョケキョ…
1羽が鳴き始めると一斉に鳴くので、うるさいです。
早朝から日暮れまで、ときには夜にも…
ウグイスも恋の季節なのかな～？

散歩道の野草❷ いろいろ発見がありました