一級河川・太田川は、下流に広島市の中心部があります。
温井ダム（ぬくいダム）は、大雨の時に下流の町を被害から守るため、流れ込む大量の水を貯えて洪水調節を行うことを第一の目的として、太田川の支流・滝山川の中流に、1974（昭和49）年に着工、2001（平成13）年に完成した多目的ダムです。
現在は洪水調節のほか、河川環境の保全、水道用水の供給、発電などの役割を担っています。

ダム形式はアーチ式コンクリートダムで、堤高は156.0mは西日本一の高さです。
ダムの名前は、ダム建設のために水没した安芸太田町（旧加計町）温井地区から命名されています。

龍姫湖は、「好ましい景観」「生態系への配慮」などの総合評価によって、財団法人ダム水源池環境整備センターが選定する「ダム湖百選」で、2005年の第1回選定65ダム湖に選ばれています。
広島県内ではここ以外にも、神龍湖（帝釈川ダム）、八千代湖（土師ダム）、本庄水源地（本庄ダム）および弥栄湖がダム湖百選に選ばれています。
私たちは八千代湖はよく行っています（このブログにも何度か記事を書いています）が、龍姫湖は今回でまだ3回目でした。
こっちゃんとも、1度来たことがありました。（記事は⇒✨こちら）

龍姫湖周辺には、ダム記念広場、滝山峡記念庭園、ぬくい夢の杜、自然生態公園、温井スプリングス（ペット同伴可能な温泉リゾートホテル）などの行楽施設がたくさんあります。
湖名は地元の温井地区に古くから伝わる「江の淵の大蛇」という民話に因んでいます。

ダムの上を通って、管理事務所のほうへ行ってみます。
今回は写真には撮っていませんが、管理事務所のそばには折り鶴のオブジェもあります。
どんな意味があるのかしら？

管理事務所横の展望台へ上がってみました。
こちらはダムの上流になります。
少し色付いているところもありますが、紅葉はまだまだという感じでした。

下を見ると…

高～い。
今は貯水量は少ないですが、やっぱり水のあるところは、とても気持ちが良いですね。

ダムのほうを見ると、上のほうに何か書いてありますよ。

最高水位ですって。
今の水位とずいぶん差がありますね。
このあとはまたドライブして、家に帰りました。

🚩龍姫湖（温井ダム）
　広島県山県郡安芸太田町加計温井

10月もあと数日になりました。
ブログで紅葉の話もチラホラ見かけるのですけど、こちらではまだ紅葉していません。
ここらでグ～ッと冷え込んでくれないと、綺麗な紅葉は見られないかな？と思います。

ドライブで温井ダムへ