原種のクリスマスローズが咲き始めました。
クリスマスローズとは言っても、日本の気候ではクリスマスにはまだ蕾ですね。
咲き始めたのはお正月３が日を過ぎてからでした。

毎年のことですが、やはり一番手はニゲルですね。
「冬の貴婦人」という尊称がぴったりの、白い清楚な花です。

こっちゃん、クリスマスローズが咲いたよ～♪

🐶クリスマス？

クリスマスじゃなくて、クリスマスローズ。
お外にお花が咲いてるから、見に行こうよ～♪

🐶さむいからやだ～！

も～、寒がりなんだから～
こんな可愛いお花も咲いてるのに～

リヴィダス　Helleborus lividus

リヴィダスの開花時期は2月頃ですが、わが家の庭では毎年お正月頃から咲いています。
花がたくさん咲くので豪華な感じになります。
クリスマスローズの原産地は北欧が多いですが、リヴィダスは地中海のマジョルカ島原産なので、寒さには少し弱いです。

原種のクリスマスローズは色合いが素朴で趣がありますね。
他の種類は、まだまだ蕾ですよ。

こっちゃ～ん、蕾もいっぱいあるよ。

🐶じゃあ、つぼみがさいたらみにいく～

こっちゃんは何がなんでもお外には出たくないみたいです(^▽^;)

ルーセ・ブラック
Helleborus hybridus ruseblack

出ました～(*´∇｀*)
私好みの黒いクリスマスローズ。
オリエンタリス系ですが、咲くのは比較的早いです。
この様子だと、今月中か、来月上旬には咲きそうですね。

ここでクイズです。

これは何の蕾でしょう？
クリスマスローズなんですけどね。
ちょっと変わってるでしょう？
花が咲いたら答えを発表します(^▽^;)

日本でこの種のクリスマスローズを育てている人は少ないんじゃないでしょうか？
日本の気候では非常に育ちにくいと言われていますが、わが家では普通に育ってますよ。

クリスマスローズのタネ蒔きは何度かチャレンジしましたが、とても手間がかかります。
タネの採取は5月下旬頃に行いますが、クリスマスローズのタネはそのまま放置して乾燥させると、休眠に入ってしまいます。
一度休眠したタネは1年間は発芽しないので、採取したタネはネットなどに入れて、9月までの4ヶ月間土に埋めておきます。

9月下旬頃に土から取りだしたタネを撒きますが、培養土（赤玉土＋ピートモス）に植えたタネには、乾燥しないようにスプレーで水やりします。
あまり湿り過ぎるとカビが生えるので、水加減に注意ですね。
こうして撒いたタネを、4℃～15℃くらいに保ってやると、年末には発芽しますが、本葉が出るまでにはそれから9ヶ月かかります。

これは一昨年の秋にタネ蒔きしたものですが、昨秋やっと本葉がでました。
まだまだ小さいです。
これから親株になるのに約1年半、気の長～い話です。
花が咲くのは早くても再来年くらいでしょう。

この小さな苗の親は、オリエンタリス系ピンク・ピコティですが、苗が成長しても親と同じ花を咲かせることは滅多にありません。どんな花が咲くのか、今から楽しみです。
隔世遺伝が出たりすると、面白いんですけどね(*´∇｀*)

レンテンローズ　Helleborus hybridus

【今日のオマケ】
まだ雪が解ける前に撮っておいた写真です。
お寝ボケさんなクリスマスローズ、本来なら3月下旬に咲くはずのレンテンローズなんですが、なぜか今頃咲いています。

面白いので雪背景で撮ってみました。
咲いてみて一番驚いているのは、この花自身なのではないでしょうか。

ここ数日はお天気が良かったせいか、お正月に降った雪も解けてきました。
日陰はまだ雪が残っているところもありますけど…
今回の雪は積もるのも早かったですが、解けるのも早いようです。

クリスマスローズ開花＼(^_^)／