イギリス出身で、今は京都大原の築100年の古民家で暮らし、庭でハーブなどたくさんの植物を栽培して、手作り生活をされているベニシア・スタンリー・スミスさんのライフスタイル番組です。

ベニシアさんは、日本の古いものばかりにこだわるわけではなく、和のもの、洋のもの、古いもの、新しいものをうまく組み合わせて取り入れられているところが良いなぁと思います。

この番組は2009年4月から2013年2月まで、BSプレミアム（2011年3月まではBS2）で月2回ペースで放送されていた番組で、この期間中にレギュラー放送95回、スペシャル10回が放送されました。
現在はEテレで再放送されているので、観られている方も多いのではないでしょうか？
観たことはないけどぜひ観たいと思われた方、まだ大丈夫です。
チャンネル銀河（スカパー・ケーブルテレビ・auひかりなど）で、過去のものを繰り返し放送していますよ。

ベニシアさんは番組出演だけではなく、ハーブに関する本もたくさん書かれています。

番組が始まるずっと前の、2001年4月から2003年12月まで京都新聞に連載されていた「ベニシアの大原日記」を加筆修正して発行された本で、内容は昔のものですが、本の発行は2009年です。

ベニシアさんは、日本語は日常生活に支障がないくらいに話されますが、文章を書くと言うことはまた別のことなので、エッセイなどはすべて英文で書かれています。
なので、この本も含めてベニシアさんの本の写真と翻訳は、ご主人で写真家の梶山正さんが担当されています。
ご主人もたまに番組に登場されますが、とても素敵な方ですよ。

こちらはまた別の本ですけど、写真もとても綺麗です。
ご夫婦が協力して作られている手作りの本、良いですね(o^-')b
あっ、本自体は手作りじゃなくて、ちゃんとした印刷物ですけど…

私も昔から、こんなふうな手作りの生活に憧れていて、ずっと目指しているので、本を読むと素晴らしいな～と思うと同時に、自分が目指しているライフスタイルをすでに実践している人がいるということに、多少の嫉妬心も湧いてきます(^▽^;)
でも、この本たちは、私にとってはバイブルでもあります。

番組名『猫のしっぽカエルの手』の「猫のしっぽ」は

キャットテール… と、最初は思ったんですけど、どうもイメージが違う気がするので、ベニシアさんが「猫のしっぽ」と言われるのは、たぶんエノコロ草（ネコジャラシ）のことだと思います。

「カエルの手」は

カエデのことですね。

🐶ベニシアちゃん♪

あ～ら、ずいぶん馴れ馴れしいこと(^▽^;)
この子もベニシアさんのファンなんですよ。

Youtubeを見ていたら、先ほど紹介させていただいた本をベニシアさんご自身が紹介をされている動画をみつけました。

時間は1分53秒と短いですが、とても素敵な内容なので、良かったら見てくださいね。

「ベニシアさんからのメッセージ」という動画もありました。
こちらはちょっと長くて、1本目が6分9秒、2本目が2分24秒、両方合わせて8分以上ありますが、とても興味深い内容なので、お時間がある方はぜひご覧になってください。
お時間のない方、携帯からの方は、ゆっくりされているときにPCから見てくださいね(^_-)☆

ベニシアさんの番組をみているとカルチャーショックの連続なんですけど、いちばん驚いたことはベニシアさんの苗の植え方です。私は子供の頃から母がやるのを見ていて、すごく丁寧に植えていたという記憶がありますし、園芸書にも「隙間に割りばしなどで丁寧に土を入れる」みたいなことが書いてあるので、私も根鉢を崩さないように丁寧に植えていました。
ところがベニシアさんのは、土をちょっと掘ってそこへ上から無理矢理押し込むような植え方なので、え～～～っΣ(ﾟдﾟ;)とビックリです。イギリス流なのでしょうか？
こんな植え方をしても良いのだろうか？と、半信半疑ながら真似をしてみたら、これが意外にも良いのです。

ハーブは過湿を嫌うものが多いので、深植えしてはいけないのですが、丁寧に植えているとどうしても深めになってしまいます。
それがベニシアさん流の植え方をしてみたら、ちょうど良い高さに植えられます。
根も刺激されるのか、育ちが良いような気がします。
何より手間がかからないので、無精者の私にはピッタリ！！
私はこの植え方を「ズボ植え」（上からズボッと植えるので）と呼んで実践しています(*^▽^*)