もちろんこっちゃんも一緒に。
城崎旅行から帰ってきたばかりですが、こちらを先に書かせていただきますね。

宮島へ渡るフェリーの中。
車は宮島口の駐車場に置いてきたので、必要な荷物もカートに同乗させています。

たった半日のおでかけなのに、写真だけは小旅行並みに撮ったので… しかもほとんどこっちゃんばかり撮っていて、肝心な宮島は～？　みたいな…Σ(ﾟдﾟ;)

記事のいたるところで、グダクダと宮島のウンチクを語っています。
興味のない方は青字部分は読み飛ばしてくださいm(__)m

この日のお天気は曇りでしたが、雨の心配はまったくなさそうな、明るい曇り空でした。
天気予報では翌日は晴れとなっていたんですけど、こんな時期、晴れた日におでかけなんかしたら暑くてたまらな～い！こっちゃんが日干しになっちゃう～！！
ってことで、この日でかけてきました。
曇ってるくらいがちょうど良いおでかけ日和ですね。

ただ、また黄砂がすごくて、対岸の宮島口から見ると島影が霞んで見える状態なので、写真の中の遠景は、白く霞んでいるという感じになっていますm(_ _ )m

私とダーは、宮島へ行くのは22年ぶり、こっちゃんは初めてです。
私たちがこの前行ったのは、1991年8月27日のことです。
なぜそんな昔のことを、日付まで細かく覚えているかというと、そのちょうど1ヶ月後の9月27日、台風19号によって重要文化財の能舞台が倒壊、本殿の檜皮葺の屋根も損傷するという大きな被害が出たので、記憶にはっきり残っているのです。

瀬戸内というところは南に四国山脈、北に中国山脈があり、台風の被害を受けにくいので、厳島神社が被害を受けるということも、それまではあまりありませんでした。
だから海の上に神社を建てるという、大胆な発想もできたわけですが、最近は大きな台風の影響を受けることも多くなり、2004年の台風18号のときは、国宝附指定の左楽房が倒壊しています。
これも異常気象のせいなのでしょうか？

島に近づいてきました。
出港から約10分ほどで宮島桟橋に到着します。
お昼頃に満潮になり、その後夕方にかけて引き潮ということでしたが、このときはほぼ満潮の状態でした。

🚢宮島松大汽船
　広島県廿日市市宮島口 1-11-6（宮島口フェリーのりば）

フェリーターミナルを出ると、さっそく鹿さんとご対面。
こっちゃん、ちょっとビビってるかな？( ´艸｀)

宮島の鹿は島民より多いと言われているので、至る所で出会います。
人に慣れているので危害を加えることもなく、とてもおとなしいのですが、食べ物が入っていそうな袋や紙類などは食べられてしまうので、大事なものを直に手に持って歩くのは危険です(^∇^)
鹿に手を触れるのは一応禁止されていますが、なでても平気で、驚いたり逃げたりしません。

宮島と言えば「日本三景」のひとつですね。

こっちゃんは2008年10月の松島（記事は⇒✨こちら）、2012年7月の天橋立（記事は⇒✨こちらに続き、今回の宮島で日本三景全制覇ですよ～v(^-^)v
ついでに世界遺産は15ヶ所目の訪問になります。

広島市内に住んでいたら、小学生の頃は秋の遠足で毎年宮島へ行ってます。
毎年神社に参拝するというわけではなくて、神社の後ろの山のほうに紅葉谷という、紅葉の綺麗なところがあるので…
なので今さら宮島なんて行くこともないのですが、こっちゃんの日本三景制覇達成のために行ったようなもので…(^▽^;)

日本三景に限らず、日本では三大○○というのが多いですね。
なぜ日本人は3という数字が好きなのか？
3は「産」に通ず、子孫繁栄を表すおめでたい数字ということらしいのですが、実は宮島はこの3という数字にとても縁があるのです。
この「宮島散策」記事の中にも、3という数字がたくさん出てくると思うので、いくつでてくるか、お暇があれば数えてみてください(*^▽^*)

参道を歩いて大鳥居（重要文化財）の近くまできました。
この鳥居は、日本三大鳥居のひとつです。はい、3ですね(^_-)☆

【宮島のウンチク　その1】
この鳥居の根元は海底に埋まっているわけではなく、頑丈に組まれた基礎の上に置いてあるだけなんですよ。知ってましたか？
安定させるために主柱の他に袖柱（鳥居の前後に出ている部分）があり、60トンという鳥居自体の重みで立っているのです。

袖柱は杉の木で造られているのですが、主柱を含む主な部分は、腐りにくく虫にも強いクスの木が使われています。
因みにクスの木は、広島市の木になっています。

大鳥居は創建以来、何度も建てなおされています。
現在のものは8代目で、明治8年に建てられたものです。
鳥居の上のほうに掛かっている扁額には、神社側には「伊都岐島神社」、沖側には「嚴嶋神社」と書かれていますが、これも明治8年の建て替えのときに掛けられたもので、有栖川宮熾仁親王の筆によるものです。

有栖川宮熾仁親王といえば、徳川幕府14代将軍・家茂の御台所となった皇女和宮の元婚約者だった人ですね。
和宮は、婚約者と引き裂かれて降嫁した悲劇のヒロインというイメージが強いのですが、家茂との夫婦仲はとても良かったので（15組の将軍＆御台所カップルの中で最も仲睦まじい夫婦だったようです）、結果からみればフラレ男になってしまった親王さんなんですけど…(^▽^;)

さらに歩いていると、立派な角を持った牡鹿さんに出会いました。
こっちゃんと目が合っちゃった～(^∇^)
鹿さんもカートに乗りたいかな？

御笠浜というところまでくると、神社が見えてきました。
こっちゃん、ほ～ら、海に浮かぶ神社だよ～

🐶すご～いヽ(ﾟ◇ﾟ )ﾉ

真剣にみつめています。

こちらは参道の途中にある神馬舎、神馬の馬小屋です。
昔はここに白い馬が繋がれていたのですが、今はなぜか馬の像に代わっていました。

このあと厳島神社本殿に参拝するのですけど、お昼を過ぎたのでちょっと小腹が空いてきました。
朝食が遅かったので、ランチしたいというほどではないのですけど…
さて、なにを食べましょうか。次回に…

🚩宮島（厳島）
　広島県佐伯郡宮島町

次回記事⇒✨わんこと一緒に宮島②　牡蠣はお嫌いなようで…

わんこと一緒に宮島① こっちゃん日本三景制覇！！

わんこと一緒に宮島①　こっちゃん日本三景制覇！！