3Dアートです。懐かし～
これは15年くらい前の作品です。
やっと使える3DCGソフトが出はじめた頃で、これが初めて描いた3D作品だったと思います。
3DCGは、描くというより作るという感じがしますね。
この絵の場合、駒を作るのに2～3週間くらいかかったと思います。
ナイトも欲しかったので、かなり頑張ったのですが、挫折してしまいました(-_-;)
いつかは完全版を作ろうと思いつつ、月日は流れ…
データがなくなってしまいました（;´▽｀A``

この絵は『チェックメイト』というタイトルを付けたかったんですが、じつはチェックメイトにはなっていないのです。
積極果敢に攻め込んで、敵のキングを追い込んだはずのクイーンですが、ちょっと敵陣に深入りしすぎて、逆に危機にさらされています。
このクイーンを守るためにはナイトが必要なんですけど、先ほど書いたように、ナイトがないと～（ダジャレ言ってる場合じゃないです(^▽^;）
ビショップやルークでも守れなくはないんですが、それでは絵的に美しくないのです。
クイーンを守るのは、やっぱりナイトでしょ！

しかたがないので、ナイトを置きたいところに、代わりにポーンを置いているんですが… ぜんぜん役に立ってない！！(^▽^;)

これならOK！
ナイトがしっかりクイーンを守っているので、敵のキングは動けません。
チェックメイトォ！！！

すみませんm(_ _ )m
チェスを知らない方には意味不明ですよね。
興味のある方は考えてみてください。

上のアートのアングルだと、こんな感じかな？
あっ、この２枚のチェス盤の写真は、3DCGではなくて、私の私物のチェス盤です。
って言わなくてもわかりますよね(^_-)-☆

3DCGはオブジェクトを作ることから始めます。
ワイヤーフレームを使って作ることもできますが、あらかじめ3Dソフトに、円柱とか円錐とか立方体などが用意されているので、それをくっつけたり削ったりして、自分が作りたい形を作ります。
面倒ですが、ひとつ作ってデータを保存しておけば、何度でも使えます(^_^)v

上のチェス盤の絵なら、まずチェスの駒を作ります。

キングとクイーンの駒ですが、左のほうは形を作っただけなので真っ白です。
これに艶のある黒いテクスチャを貼り付けると、右のような黒駒が出来上がります。
これで白駒と黒駒ができるんですが、単純に白ではつまらないので、銀を使って、メタリックな駒にしてみました。
駒に周りの風景が写りこんで、面白いでしょう？

こちらは昔やってたHPの、トップページに使うために作った3DCGです。
作った時期は、『チェックメイト』とほとんど同じ頃です。
普通の階段でも良かったんですけど、3Dやってるとどうしても、螺旋階段を作ってみたくなるんですよね（;´▽｀A``

こちらはかなり手間がかかっています。
半年以上かかったんじゃないかな？
街の風景を作って、クラッシックカーを走らせてもいいんですが、それはありきたりなので、今回はこっちゃんの写真と合成してみました。

おもちゃの車に興味津々のこっちゃん… なんてどうでしょう(*^▽^*)

以前にHPで自作の3DCGを公開していたら、使用ソフトについてよく訊かれていたので、参考までに書いて置きますね。
オブジェクト作成用には、Shadeという三面図を使うソフト。
これは現在もバージョンアップが続いています。
そしてオブジェクトの最終的な仕上げと、全体的な構図などを作るのは、Bryceという景観作成ソフトを使っています。
このBryceというソフトはアメリカ製で、ハリウッドのSFX制作現場でも使われていたというくらい、とても優秀なソフトなのですが、進化し過ぎてバージョンアップの余地がなくなり、現在はほとんどバージョンアップはされていないようです。
現在も販売はされているのですけど。
トライアル版もあるようなので、3DCGに興味がある方は、使ってみられてもいいかも…
操作が複雑で使いこなすのは大変なので、お勧めはできません。

クイーンを救え！！